今の職場を辞めて転職したいけど、やりたいことがよくわからなくて困ってます。
仕事選びする時のポイントを教えて欲しいです。
こういった、不安や疑問に答える記事です。
本記事でわかることは下記のとおりです。
ポイント
・自分は何がしたいのか分からない時にするべきことがわかる
・仕事選びのポイントがわかる
私、あそはたは、これまで2回転職してきました。
新卒で入社した会社はわずか3ヵ月で退職しましたが、次の消防士は15年間続けることができました。
現在はIT企業の営業部長と採用担当者として働いています。
私も転職の際に自分は何がしたいのか、何が向いているのかを何度も分析しました。
今は採用担当者として求人側で、たくさんの20代の求職者と向き合いながら、時にはアドバイスをしていますので、信ぴょう性はあると思います。
この記事を読むことで、何がしたいのか分からない時にするべきことが分かりますし、仕事選びのポイントが分かります。
自分は何がしたいのか分からない時にするべきこと8選
今の仕事にやりがいがなくなって、違う仕事をしてみたいと思っても、
・自分は何がしたいんだろう
・どんな仕事が合っているんだろう
と疑問に感じることがありますよね。
そんなあなたがするべきことは、こちらです。
ポイント
【その1】まずは、強みを見つけること
【その2】自分自身が努力して得たスキルや資格、興味について深堀して考える
【その3】やりたくない条件から考える
【その4】目標や夢を決めて、逆算して考える(人生でやりたいことリストなど)
【その5】職業について情報収集する
【その6】人に会いにいってみる
【その7】キャリア相談やカウンセリングを受けて適性診断をしてみる
【その8】遊ぶ
【その1】まずは、強みを見つけること
森岡毅氏が伝えている、「強みを見つけること」がとても参考になります。
強みを生かして仕事にあたると成果が出やすく、続けやすいからです。
また、成果が出ると楽しくなっていきますので、ますます成果も出て評価に繋がります。
では、どうやって強みを見つけるかというと、
あなたの好きだなと感じたことを動詞にしていきます。
例えば
「サッカーが好き」は名詞、「サッカーの作戦を考えるのが好き」は動詞。
「パーティーが好き」は名詞、「パーティーの企画をして、皆を楽しませることが好き。」は動詞
「漫画が好き」は名詞、「コンテンツを見て想像力を掻き立てられるのが好き」は動詞
「マネージャーの仕事は好き」は名詞、「部活でマネージャーとして、裏方で皆を支えることが好き」は動詞
このような動詞を最低でも50個、できれば100個ぐらい付箋に書き出していきます。
次に、その付箋を以下の3つに分類していきます。
・T(Thinking)の人:考える力/戦略性が強みになる【戦略家タイプ】
例:作戦を考えるのが好き、企画するのが好き、数字や計算をすることが好き、分析することが好き
戦略ゲームで遊ぶのが好き、知ることが好き、勉強することが好き
・C(Communication)の人:伝える力/人と繋がる力が強みになる【協調性タイプ】
例:人と接することが好き、友達や知り合いが増えるのが好き、人と会うことが好き、話すことが好き、SNSで発信するのが好き、人が集まるところに参加するのが好き、ファッションアイテムを見ることやオシャレを楽しむことが好き
※Cの人は、人にどう見られるかを気にずるので、ファッションに凝る人は非常に多い
・L(Leadership)の人:変化を起こす力/人を動かす力が強みになる【改革派タイプ】
例:何かを達成することが好き、高い目的を定めて挑戦することが好き、仕切ることが好き、自分で決めることが好き、後輩などの世話を焼くのが好き、人を勇気づけることが好き
いかがでしょうか、どこの領域に一番多く付箋が集まりましたか。
3つに分類すると、なんとなくあなたの傾向が見えてくると思います。
TCLの領域それぞれに向いた職業があります。
T:ファイナンス、コンサルタント、研究職、マーケティング
C:営業職全般、プロデューサー、広報
L:経営者、管理職、プロジェクトマネージャー
自分がどの職種が適しているのかを、この方法を使って確認してみてください。
詳しく説明をしている本と動画をご紹介します。
【その2】自分自身が努力して得たスキルや資格、興味について深堀りして考える
これまで努力して得たスキルや資格、興味について深堀りしてみる。
なぜなら、どんなスキルや資格でも、一定時間学習をしないと修得できないものです。
結果的にそれが修得できたということは、そこに何らかの興味であったり、自分にとって必要性を感じたからです。
- そろばん
- 英語検定(TOIEC、英会話)
- 水泳
- 習字
- 簿記
- パソコン系の資格
- 車・バイクなどの運転免許
- 調理師免許
などなど色々資格やスキルがあります。
ポイントとして、例えば「そろばん」を深堀する時に、ただ「そろばんの先生」「計算をする仕事」と考えるのではなくて、
そろばんを知っていた時に、どんなところを頑張った、やりがいを感じたところ、上手くできたところ、うれしかったことを思い出してみます。
【例】
・そろばんの1日のカリキュラムを2時間以内で終わらせたことが達成感を感じた
・友達に教えることが楽しかった
・試験に合格した時、先生から褒められることが嬉しかった
といったように、どういう状況でどう感じたのかまで考えてみましょう。
そうすることで、自分がどういったことに喜びを感じ、やりがいを感じるのかが分かります。
自分の自己分析にもなります。
【その3】やりたくない条件から考える
やりたいことが分からないとか、見つからないかたは、やりたくないことから消去法で考えるのもおすすめです。
やりたくないと直感的に感じたことは、基本長続きしないからです。
アルバイトをしたことがある方は、その中でも嫌だなと感じた経験があると思いますが、それは自分の強みにはなりにくいです。
ちなみに私は、以下がやりたくないと感じることです。
・単調な作業を続ける
・1日中デスクワーク
・重労働の体力仕事
多くの選択肢の中から、やりたくないことを消去していき、残った中から職種を選ぶのも一つです。
【その4】目標や夢を定めて、逆算して考える
目標や夢を定めて、そこから逆算して考えてみましょう。
仕事は、目標や夢を達成する一つの手段ですから、逆算して考えるとスッキリします。
例えば、
将来「IT業界で起業したい」
↓
起業するために、「エンジニア職・営業職」のどちらでいくかを選択
↓
エンジニア職の場合
「ITスキルを身につける」
「自社開発、受託開発、SESのどれに取り組み企業にするか」
営業職の場合
「営業力を身につける」
「経営者の傍で働ける企業」
といった選択肢が出てきますよね。
そこから自分にあった選択肢を選んでいきます。
【その5】業界と職種について情報収集する
業界と職種については、しっかりと情報収集しましょう。
自分に強みを活かせる業界かどうかを、事前に把握しておくためです。
例えば、
自分は人と会うことやコミュニケーションをとることが好き、企画提案することが好きで、営業職をやってみたいと考えたとします。
業界によって、企業向けの営業(BtoB)、一般人向けの営業(BtoC)と大きく分かれます。
BかCかは押さえておく必要があります。
なぜなら、そこを知っておくことで仕事のイメージがし易いからです。
情報収集の仕方としては、
・関連する本を読む
・転職セミナーに参加する
・業界のホームページなどのウェブサイトを確認する
などです。
と思われる方もいると思います。
そんな方は、次の
【その6】人に会いに行ってみる
が一番の近道です。
【その6】人に会いに行ってみる
実際に働いている人の話を聞きに行きましょう。
なぜなら、文書で書いてあることよりも、実際に働いている人に聞くことが正解だからです。
実際、同じ業界の同じ職種であっても、企業によって違うことも多々あります。
なので、自分に合うか会わないかも、実際に働いている人に話を聞いてみるのが良いです。
では、どうやって人に会うためにアプローチするかですが、
ポイント
・SNS発信をしている企業にメッセージ
・ホームページの問い合わせホームで会社訪問が可能か聞いてみる
・直接代表電話に連絡し、採用担当者へ繋いでもらう
私の経験ですが、上記の問い合わせをしてくる求職者はほとんど見たことがありません。
なぜしないんだろう?と疑問に思う程です。
ただ、自分も求職者側の時は、そこまでして良いのだろうか、社会人マナー的に良くないのか、と考えていました。
しかしながら、他の求職者と差別化を諮るには、そういった行動はプラスに転じる可能性が高いです。
・自分の働く場所を真剣に考えている
・入社する意欲が高い
・行動力があると思われる
こういった印象を持たれるでしょう。
自分が働く場所を、ウェブページやパンフレットだけでなく、自分の目で見て、聞いて、感じてみることが何よりの正解です。
【その7】キャリア相談やカウンセリングを受けて適性診断をしてみる
キャリア相談やカウンセリングを受けて適性診断をしてみるのもおすすめです。
なぜなら、第3者の視点から、自分の新たな強みを発見することがあるからです。
友達や同僚から
「よく〇〇できるね」
「どうやったら、そんな風にできるの」
といったことを言われた経験だったり、
自分では普通だと感じていても、人からすごいと思われることはあると思います。
という声が聞こえてきそうですが、誰にだって必ず一つはあります。
是非、下記の適性検査を受けてみてください。
論より証拠!
百聞は一見に如かず!
ポイント
さらに、さらに
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【その8】遊ぶ
遊ぶことも非常に重要な要素です。
実は、遊びの中にこそ人の強みが隠れているのです。
時間を忘れて夢中になって遊ぶことは、人間が覚醒している状態です。
最も能力が発揮している状態だと言えます。
転職活動に焦る気持ちはわかりますが、焦っても良いアイデアは出ません。
そんな時は、徹底的に遊び、夢中になっている自分を分析することから、強みを発見していくことも一つです。
仕事選びのポイント5選
仕事を選ぶ時のポイントはこちらです。
ポイント
・自分の適性に合った職種の仕事なのか
・成長できる環境なのか
・その仕事が嫌いではないのか
・給与だけで選ばない
・業界だけで決めない
自分の適性に合った職種の仕事なのか
自分の適性に合った職種の仕事かどうかがポイントです。
なぜなら、自分の強みが活かせる職種かどうかで、仕事の成果が変わってくるからです。
企業のホームページ、先輩社員の情報発信記事、企業訪問、面接時にしっかりと確認しましょう。
成長できる環境なのか
成長ができる環境なのかどうかもポイントです。
次の転職は最後かもしれませんし、もしかしたらまた転職する可能性もあります。その時にキャリアアップするために、その企業でどこまで成長できるかが重要です。
確かにそうかもしれませんが、
例えば入社3年目、5年目の人が、今どうなっているかを聞いてみると、ある程度自分がそこで働くとどう成長できるかがイメージできます。
なので、会社訪問して聞いてみるのもおすすめです。
その仕事が嫌い・苦手ではないか
そもそもその仕事が嫌い・苦手でなないかをしっかり確認することです。
嫌い・苦手は克服しても、人並みにしかなれません。
それよりは、好き・得意を伸ばすことをした方が、大きな成果につながります。
そういう仕事は選ばないと思われるかもしれませんが、給与・待遇面が良いことや、転職の焦りといったことで、意外と苦手をしていた、ということもありますので気を付けましょう。
給与だけで選ばない
給与や賞与も大切ですが、それだけで選ばないようにしましょう。
なぜなら、給与が高い理由があるからです。
全てではありませんが、残業が多い、ノルマがきついなど、それなりに理由があるものです。
給与だけに捉われて、転職の本質を見失わないようにしましょう。
業界だけで決めない
興味のある業界でも、それだけで決めないようにしましょう。
なぜなら、興味がある業界と自分のやりたいことは違うことがあるからです。
音楽業界が好きだから、レンタルショップでCDの販売することが好きかと言われると違うかもしれません。興味がある業界に飛び込んで、実際やりたいことではなかったというのはよく聞く話です。
その業界で何をすることが好きなのか、しっかりと深掘りして考えましょう。
【まとめ】自分の強みを見つけ、伸ばせる環境を見つける
以上のことから、自分は何がしたいのか分からない時にするべきことは
・自分の強みを見つけ
・自分の適性に合った職種を選択し
・成長できる環境を見つける
ことです。
そのために、人に会いにいくことも、キャリア相談やカウンセリングを受けて適性診断をしてみることも良いです。
まずは、一つずつ試しながら、一歩一歩前進していきましょう。
恐らくこれを読んでくれた方の100人中1人が行動を起こす程度です。
その他の99人は、やらないとと思いながらも、なかなか行動に移せないのが一般的です。
やらない理由を考えるのはやめましょう。
あなたの好きや得意を活かせる職種で、楽しく働きましょう。
もしも
転職活動を始めたいと考えている方は、こちらの記事もご覧になってみてください。