職場の上司との人間関係を良くしていきたい。
どんな振る舞いや行動をしていったら良いの?
こういった、疑問や悩みに答える記事です。
本記事でわかることは下記のとおりです。
ポイント
・職場の上司との良好な人間関係を築く秘訣。
・上司との具体的な接し方9選
私、あそはたは、これまで会社員→公務員→会社員と3つの職場を経験してきました。
新卒で入社した最初の会社はわずか3ヵ月で退職し、
次は消防局で消防士として15年間勤務しました。
現在は、IT企業へ転職し営業部長と人事担当者として働いています。
約20年社会人を経験をする中で、
・同僚をライバル視が原因で関係がギクシャクしたり
・上司と会うのがイヤだなと感じたり
・部下の発言や行動にイライラしたり
ということはありましたし、今でももちろんあります。
ただ、そういったことをたくさん経験することで、
今は対処法や考え方で良好な関係を築けるようになりました。
環境や状況が違うので、完璧にあてはまることはないかもしれませんが、
対処法や考え方は参考になると思います。
この記事を読むことで、
職場の上司との具体的な接し方が分かりますし、再現性も高いです。
職場の上司との良好な人間関係を築く秘訣を解説
職場の上司との良好な人間関係を築くことは、仕事をしていく上で欠かせないことです。
世の中には色々な人がいて、色々な考え方があります。
そんな中で、自分と考え方が違う人と人間関係を築くには、やはり工夫が必要です。
職場に尊敬できる先輩や上司がいることは、幸せなことです。
大投資家のウォーレンバフェットも、会社選びに重要なことの一つに、
「尊敬できる人と一緒に働けること」
を挙げています。
ただ、そういう職場ばかりではありません。
もしかしたら、理不尽なことを言われることもあるし
パワハラやモラハラをする上司かもしれません。
そういう人からは、距離をとるか、完全に離れることをおすすめします。
今回解説する職場の上司は、そういった人ではなく、
比較的尊敬できて、話がちゃんとできるという前提の下お伝えさせていただきます。
上司との具体的な接し方9選
上司との接し方で的な具体的な方法はこちらです。
ポイント
その1:明るく元気に挨拶する
その2:アドバイスを聞いたら即行動
その3:どんな細かい事でも報告・連絡・相談
その4:知っている情報でも一旦知らないふりをして聞く
その5:反論せず素直に聞く
その6:気にせず頼る
その7:あまり深入りしない
その8:人の悪口に同調しない
その9:上司が抱えている問題をサポートする
それぞれ解説していきますね。
その1:明るく元気に挨拶する(※できれば、〇〇さんと名前をつけて)
良い人間関係を築く上で、簡単かつやれば誰でもできることが、
「明るく元気に挨拶する」です。
挨拶は人と人がコミュニケーションをとる上でとても大切なことです。
挨拶一つで、相手の表情や態度から
「今日は調子があまり良くないのかな」
「あまり機嫌が良くないな」
「おっ良い事あったのかな」
ということが分かります。
それは、反対に相手からもそう思われてしまうということです。
だからこそ、明るく元気に挨拶をすることで、
「元気がよくて気持ちが良いな」
「頑張っているな」
「元気もらえるな」
と思ってもらえるということです。
そして、一番のおすすめは、上司の名前を呼んで挨拶することです。
「〇〇課長、おはようございます。」
「〇〇係長、お疲れ様です。」
「〇〇さん、こんにちは。」
この名前を呼ばれると、会社だと複数人いる中だと誰に言っているのかということになってしまいます。
なので、名前をつけることで、あなたに挨拶をしているということが分かります。
人は、名前を呼ばれると嬉しいものです。
例えば、女性は家庭に入ると、
「お母さん」
「ママ」
「〇〇ちゃんのお母さん」
など、名前を呼ばれることが少なくなってきます。
なので、女性の上司は特に名前を読んで挨拶すると喜ばれます。
これは上司との関係性を良好にする再現性が高いので、実践してみてください!
その2:アドバイスを聞いたら即行動・その後報告
上司からアドバイスを聞いたらすぐに行動して、その結果を報告しましょう。
上司の立場から考えると、アドバイスをしたことを実践してくれるには、とても嬉しいことです。
学生時代に後輩に、「こうやったら良いよ」とアドバイスをして、それをすぐに後輩が実践してくれていたら嬉しくないですか?
嬉しいですよね。それと同じです。
さらに、ここからがポイントで、即実践をしたら、その結果を報告することです。
「アドバイスを頂いて実践したところ、こういう結果になりました」
そうすると、上司は次のアドバイスをしてくれます。
これを繰り返しすることで、自然にコミュニケーションが活発になり上司との関係も良くなります。
この実践の肝は
素直さ!!!
真にこれです。結局、素直に人のアドバイスを聞き入れて行動できる人は成長できますし、
人との関係も良好に保てます。
これは本当に本当に重要なので、実践してください!
その3:どんな細かい事でも報告・連絡・相談
仕事をしていく上で、どんな細かい事でも報告・連絡・相談をすることが超重要です。
なぜなら、信頼関係は密なコミュニケーションから生まれるからです。
どんなに細かい事でも、言いづらいことでも伝えるようにしましょう。
組織で働くということは、自分の判断は会社の判断ということになります。
それだけ判断の責任は重くなるということです。
上司は特にその責任を感じながら仕事をしています。
あなたの失敗や成功は、全て上司の責任になるわけです。
そういった立場の背景がある中で、部下の行動や判断は気になります。
・勝手なことをしていないかな
・お客様に迷惑をかけていないかな
信頼をしていない訳ではないのですが、やはりこういう感情はあるものです。
そんな中で、今日一日の業務やあった事を細かく報告や相談をしてくれると安心できます。
そして、特に重要なのが、「失敗したことをすぐに報告する」ことです。
誰でも失敗は人には言いたくなく、隠したくなるものです。
だからこそ、それをちゃんと報告できるということが、信頼できるということに繋がるのです。
実は失敗やトラブルが起きた時こそ、信頼を深めるチャンスなんですよ!
その4:知っている情報でも一旦知らないふりをして聞く
これはちょっとテクニック的要素なので、ケースバイケースにもなりますが、おすすめです。
多くの人は教える時に相手が知らない情報を与えられた時に嬉しいと感じます。
私は上司から指導を受ける際は、大体知らないふりをして聞きます。
こんな感じです。
上司:「ここはこうやって、こうなるから、こうするんだよ」
私:「なるほど、そうなっているんですね、勉強になりました!有難うございます。」
もちろん、説明する相手の時間もありますので、そこは臨機応変に短縮しながらやりますが、
相手の感情を優先することが多いです。
また、ある程度の立場になった時にこれをしてしまうと、
「そんなことも知らないのか、ちょっと任せられないな」
と評価を落としてしまうことがあるので、新入社員~2,3年目ぐらいが対象、
もしくは転勤や異動で、新しく職場や業務が変わった際に良いです。 あと、飲み会の時にはおすすめです。
その5:反論せず素直に聞く
上司に可愛がられるには、反論せず素直に聞くことが重要です。
なぜなら、基本的に上司は部下が成長して欲しいからアドバイスをします。
そして、上司は部下が考えることや経験したことは、大体想定の範囲内ですので、
色々と反論したい気持ちはあるかもしれませんが、まずは素直に聞くことが、
上司との人間関係も良好になっていきます。
その2でお伝えした「アドバイスを聞いたら即行動・その後報告」に繋がってきますが、
1,アドバイスを素直に聞いたら
↓
2,即行動して
↓
3、結果を上司に報告
これを繰り返していけば、最高の上司と部下になれますよ!
その6:気にせず頼る
上司が忙しくしていたら話しかけにくかったりしますよね。
でも、大丈夫です。気にせず頼りましょう。
なぜかというと、上司も頼って欲しいと思っていますし、
そうしてもらうと嬉しく感じるからです。
多くの人が、頼ると迷惑がかかるから、頼らないようにしていますが、
それは逆です。
人が仕事をする上で幸せや充実感を得るのは
「人の役に立てた時」
なのです。
つまり、あなたの役に立てた時、上司は幸せに感じるのです。
どうですか、頼るしかないですよね。
その7:あまり深入りしない
上司と仲良くなろうとするのはもちろん良いですが、
あまり深入りしないように注意しましょう。
なぜなら、深入りし過ぎて、何でも頼みやすい人間だと思われてしまうと、
色々と仕事を押しつけられてしまうこともあります。
なので、できるだけ距離感を保ちながら接することも大切です。
業務はしっかりと密にコミュニケーションはとるが、
飲み会などは一線を引いて、誘われても2回に1回しか行かないとか、
2次会には参加しない、など距離をとって接するようにしましょう。
その8:人の悪口に同調しない
上司が社内の人やその他周囲の人の悪口を言った際は、同調しないようにしましょう。
なぜかというと、上司も完璧な人間ではありませんので、
日々の業務でストレスが溜まることもあります。
そんな時は、自分の気持ちを共有したくなるものですし、
共感してくれる人を探します。
つまり仲間を探しています。
ここで注意が必要なのは、仲間にならないことです。
悪口に同調するということは、あなたも同じ考えだと思われて、
今後愚痴を聞かされるようになったり、
あなたも同じように悪口を言っていると勘違いされることも・・
ということがあるので、悪口の同調は絶対に控えてください。
でも、そんな時はなんて言ったら良いのでしょうか?
はい、そんな時はこれです。
「色々ありますよね。」
これであれば、同調はしていません。
是非、「色々ありますよね。」を使ってみてください。
その9:上司が抱えている問題をサポートする
上司が抱えている問題を一緒に考え、サポートしてあげるようにしましょう。
立場はあるかもしれませんが、結局困っている時に、
声を掛けてくれたり、助けてくれる人には感謝をしますし、大切にしようと思います。
さらに、あなたがこれから良い上司になる秘訣は、
「今の上司の良き支え役になることです。」
上司の気持ちが分かる部下は素晴らしく成長します。
・上司目線で物事を考えることができ
・上司の悩みを理解でき
・上司が今どんな仕事をしているのか
を部下のうちからできるようになっていくと、
自分がその立場になった時に、全く困らなくなります。
いかがでしょうか、是非、上司の良き理解者になりましょう!
まとめ
今回は、職場の上司との良好な関係を築くための秘訣をお伝えしました。
以下の具体的な9つの方法でしたが、ポイントは
「相手の立場になってみた時に、嬉しい行動をすることです。」
上司も普通の人ですから、難しく考えず、シンプルに下記の方法を実践してみてください。
≪職場の上司との良好な関係を築くための秘訣≫
その1:明るく元気に挨拶する
その2:アドバイスを聞いたら即行動
その3:どんな細かい事でも報告・連絡・相談
その4:知っている情報でも一旦知らないふりをして聞く
その5:反論せず素直に聞く
その6:気にせず頼る
その7:あまり深入りしない
その8:人の悪口に同調しない
その9:上司が抱えている問題をサポートする
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